アクテル、フラッシュベースFPGA製品を防衛用に拡充

〜高集積度のProASIC3、ProASIC3ELが過酷な温度条件とスペースに制約のある防衛アプリケーションにも低消費電力と高信頼性を提供〜

2008年8月20日

アクテル(米国カリフォルニア州マウンテンビュー、日本法人:アクテルジャパン株式会社、東京都渋谷区)は本日、低消費電力と高信頼性を特色とする高集積度フラッシュベースFPGA技術を使用したProASIC®3およびProASIC®3ELが防衛用のアプリケーションにも使用できることが実証されたと発表しました。
低消費電力の両デバイスは、中性子に起因するビット化け(ファームエラー)耐性を持ち、基板スペースを節約し、設計の複雑さを最小限に抑えることができ、集積度は60万から300万システムゲートで、ミリタリ温度の全範囲(-55 ˚C から +125 ˚C)で動作することが確認されています。アクテルのFPGAは、低消費電力、ゲートの高集積化、性能の向上により、防衛・航空宇宙・航空電子機器といった広範なアプリケーションにおいて、SRAMベースのFPGAに付き物である大きな消費電力と故障のリスクを排除します。

アクテルの高信頼性製品担当マーケティング・ディレクター、Ken O’Neillのコメント
ProASIC3EL for Military 「ミッション・コンピュータ、航法装置や誘導装置、兵装管制装置などの防衛・航空電子機器装置は、冷却装置が制限されたり、配備されなかったりすることが多いため、熱放散を最小に抑え、消費電力を大幅に低減することが必要です。集積度が高く、ミリタリ温度に対応した当社のProASIC3 とProASIC3ELの両デバイスは、高度な防衛・航空宇宙アプリケーションに要求される大規模なロジックを備えています。業界をリードする低消費電力と高信頼性の組み合わせにより、これらの防衛・航空宇宙用装置に理想的なソリューションを提供します」

SRAMベースのFPGAは、ゲートあたりで比較した場合、ProASIC3Lよりもダイナミック電力消費が60%多く、スタティック電力消費は100倍になります。新たに防衛用に使用可能なFPGAの中で最大となる300万ゲートのA3PE3000Lは、100MHzで310mW、スタティック・モードでは2.75mWしか電力を消費せず、過酷な温度条件とスペースに制約のあるアプリケーションに適しています。高度な技術、統合度、機密性が高いインシステム・プログラミング(ISP)サポートにより、フィールドでのプログラミングのアップグレードが可能になります」

防衛用に拡充されたFPGA ProASIC3 と ProASIC3EL について
アクテルの低消費電力でミリタリ温度対応のProASIC3 および ProASIC3Lの両 FPGAは、集積度が60万から300万システムゲートで、64ビット、66 MHzのPCI性能を備えます。オンチップ・ユーザー・フラッシュメモリを備える業界初のFPGAであり、1.2Vから1.5Vで動作する防衛用に使用可能な両製品は、中性子に起因するファームエラーを起こすことがありません。航空宇宙業界では、高い飛行高度で起こるファームエラーによって信頼性を大きく低下させることが広く認知されるようになってきています。両デバイスはまた、アクテルの独自の超低消費電力のFlash*Freezeモードを備えており、アクティブモードとスタティック・モード間の切り替えが1マイクロ秒以内で可能です。

パッケージと出荷時期
防衛用に使用可能なA3P1000-PQ208Mと A3P1000-FG144Mは、出荷を開始しています。他のデバイスについても、年内に認定を取得する予定です。すべてのデバイスは、ミリタリ温度対応プラスチック(MTP)のパッケージに格納して出荷します。多くのデバイスは、標準速度ならびに−1のスピード・グレードとなります。


アクテルについて
アクテルは低消費電力とミックスド・シグナルFPGAのリーダーで、システムならびに電力管理の広範囲にわたる製品群を提供しています。Power Matters;電力が問題なのです。詳しい情報はウェブサイトjp.actel.comをご覧下さい。


ActelおよびProASICの名称とロゴはActel Corporationの登録商標です。その他の全ての商標とサービスマークは、それぞれの企業・団体に所有権が帰属します。