アクテル、IGLOOをベースとする携帯機器向けコントロール・ソリューションを提供
〜ヒューマン・マシン・インターフェイスとミニチュア・モーター・コントロール機能を管理する新ドータカードを発表〜
2008年5月13日
アクテル(米国カリフォルニア州マウンテンビュー、日本法人:アクテルジャパン株式会社、東京都渋谷区)は本日、ヒューマン・マシン・インターフェイス(HMI)およびミニチュア・モーター・コントロール機能を管理する2種のプラグイン方式ドータカードを発表しました。これにより業界で最も低消費電力のフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)をベースとする携帯機器市場向け製品をさらに拡充します。新発売のHMIドータカードおよびモーター・コントロール・ドータカードは、アクテルの人気製品IGLOO Icicleキットのプラグインとして提供されます。当社は、既存のアクテルIGLOOをベースとするストレージおよびディスプレイ関連開発基板、設計例、IPコアに加え、今回のコントロール関連ソリューションの新規投入により、急成長する携帯機器市場において5マイクロワット(µW)のIGLOO FPGAの需要が高まることを期待しています。
アクテルのシステム・ソリューションおよびアドバンスド・アプリケーション担当副社長、Yankin Tanurhanのコメント
「当社はこれまで、携帯機器向けのストレージ、ディスプレイ、コントロールといった主要機能用に、超低消費電力のIGLOO FPGAを提供してきました。当社の高度で柔軟なHMIやミニチュア・モーター・コントロールのソリューションといった、プラットフォームをベースとした設計アプローチにより、設計者は設計期間を数ヶ月も短縮し、電力に対する高い要求を満たすことができます」
小型フットプリントのドータカードでコントロール設計を迅速に
キーパッド、バックライトやディスプレイの発光ダイオード(LED)、モーターが普及し、携帯機器の設計者はHMIならびにミニチュア・モーター・コントロール機能の制御用に、これまでマイクロコントローラー、特定用途向け標準製品(ASSP)、あるいは複合プログラマブル論理デバイス(CPLD)に依存してきました。しかしながら、マイクロコントローラーとASSPは柔軟性に欠け、CPLDはFPGAほどの集積度と高機能を備えていません。そこでアクテルは、設計サービス会社のIshnatek(www.ishnatek.com)とAvnetの事業部門であるAvnet Memec(www.avnet-memec.com)と共同で、HMIならびにミニチュア・モーター・コントロールのソリューションを開発しました。このソリューションは、プラットフォームをベースとした設計アプローチを提供し、設計者は変化する要求に迅速かつ容易に対応し、カスタム・アルゴリズムの実装、デバイスのリプログラムによる設計変更を行うことができます。
HMIドータカードは、キーパッドのコントロール、白色LEDの輝度調整、赤・緑・青(RGB)LEDの加色混合、トーン発生をおこない、スマートフォン、携帯ゲーム機、リモコンなどのアプリケーションに有用です。モーター・コントロール・ドータカードは、ブラシレスDCモーターやステッパモーターのコントロールをおこない、人工呼吸器、薬物注入ポンプ、輸液用ポンプ、スマートフォン、セキュリティ・カメラなどの医療・産業・消費者向けの携帯機器に採用されている各種機能に対応します。
機能豊富な5µWの IGLOO FPGAは、携帯機器に最適な低消費電力プラットフォームとなり、追加のグルーロジックと、ストレージやディスプレイからコントロールに至る複数の機能をワンチップに取り込むことができるため、部材費・基板スペース・消費電力・コストを削減できます。IGLOOファミリは消費電力を最適化する数種類の電力モードを備えており、そのひとつであるFlash*Freeze省電力モードを活用することで、競合他社のプログラマブル・ソリューションと比べ消費電力を最大1,700分の1に節約できる、HMIおよびミニチュア・モーター・コントロール・アプリケーション用向けの低消費電力ソリューションを実現できます。
新ドータカードの販売を担当するAvnet Electronics
テクニカル・マーケティング担当副社長Marc Gsandのコメント
「Avnet Memecの顧客は、開発期間を短縮するソリューションを高く評価しています。アクテルのIGLOO FPGAを使用したこれらのドータカードは、単なるシリコン部品にとどまらず、省電力が必要なアプリケーションや携帯アプリケーション向けに完成されたリファレンス・デザインを提供します。また、顧客にはAvnet Memecのラインカードから入手できるドータカードの補完デバイスが共に動作することが実証されていることも有用です」
IGLOO Icicleキットについて
アクテルの5µWのIGLOO FPGAを活用することで、このキットは超低消費電力、柔軟な実装オプション、電池節約といった、IGLOO FPGAの携帯アプリケーションに適した長所を発揮します。このキットを活用することで、低消費電力のIGLOOをベースとする携帯機器設計を容易かつ短時間にプログラム、評価、修正できるようになります。Icicle評価基板は、1.4インチx 3.6インチ(3.556cm x 9.144cm)と小型の携帯電話クラスの大きさで、充電式のリチウムイオン電池で動作し、競合他社のFPGA開発ソリューションと比べて消費電力は7分の1以下です。
価格と出荷時期
Icicleキットはアクテルで、HMIおよびモーター・コントロール・ドータカードはAvnetのDesign Resource Centerにて販売しています。HMIドータカードは(em.avnet.com/acteligloohmicard)、モーター・コントロール・ドータカードは(em.avnet.com/acteligloomotorcard)のAvnetウェブサイトよりお求めいただけます。詳しくは、アクテルの正規代理店にお問い合わせ下さい。また、設計例としてパッケージされたRTL設計ファイルはアクテルのウェブサイト(jp.actel.com)より無償でダウンロードできます。
アクテルについて
アクテルの革新的なFPGAであるプログラマブル・システム・チップ・ソリューションは、チップ・レベル、システム・レベル双方の電力消費を削減し、電力効率に優れた設計を実現します。アクテル(ACTL)はNasdaq National Marketに上場しています。詳しい情報はウェブサイト(jp.actel.com)をご覧下さい。
※ Actelの名称とロゴはActel Corporationの登録商標です。その他の全ての商標とサービスマークは、それぞれの企業・団体に所有権が帰属します。


