アクテル、電力効率に優れる組み込みアプリケーション向けのシステム・マネジメント・ソリューションを提供

〜ミックスド・シグナルのFusion PSCとCoreABCの組み合わせでインテリジェントなシステムと電力管理を普及〜

2007年8月8日

アクテル(米国カリフォルニア州マウンテンビュー、日本法人:アクテルジャパン株式会社、東京都渋谷区)は、広範なユーザーがコスト効率とエネルギー効率に優れるエンド・システムを設計でき、インテリジェントなシステムと電力管理を低価格で可能にする新しいリファレンス・デザインを発表しました。この新しいリファレンス・デザインは、受賞歴のあるミックスド・シグナルのFusionプログラマブル・システム・チップ(PSC)と最適化したコンフィギュラブルなCoreABCマイクロコントローラを組み合わせて、Fusionを構成するロジック・タイルの一部を使用し、完全なシステム・マネジメント・ソリューションを提供します。その結果、小型で柔軟性がありながらも高度な設計を実現し、通常システム・マネジメント・アプリケーションに使用される多様な部品が不要となり、チップの有効使用できるスペースが広がることで、エンド・アプリケーション向けのカスタム・コンフィギュレーションが可能になります。

現在のシステム・マネジメント・アプリケーションには明確な二分化の傾向があり、通信用のスタンダード・ベースでプロプライエタリなソリューションがハイエンドで用いられる一方、主に組み込みアプリケーションといったローエンド用には、低コストでそれほど複雑でないソリューションを求める需要があります。アクテルのFusionをベースとする低コストでワンチップのソリューションによって、医療、産業、テスト用など各種の組み込みアプリケーションでコスト効果の高い高度な電力管理を実施でき、エネルギー効率に優れたシステムの実現が可能になります。

CoreABCソフト・マイクロコントローラーは、AFS250 Fusionのゲート数250,000のうち、約40,000ゲートしか使用しないFusionのアナログ・サブシステムと共に、完全なシステム・マネジメント・ソリューションを提供します。この結果、デバイスの残りのスペースに、グルー・ロジック、クロック生成、管理ロジックなどのシステム機能を追加し、統合することができます。このソリューションにより資材費、電力、基板スペースを大幅に節約することができます。

アクテルのプロダクト・マーケティング担当副社長、Rich Brossartのコメント
「アクテルは、電力効率に優れるシステムを設計する必要がある設計者に、ソリューションを提供することを重視しています。システム管理、特にシステム内の電力を細かく管理できる能力は、システムのエネルギー効率を高めるために必須の要素です。ハイエンドでは通信分野の設計者が以前からシステム・マネジメント・ソリューションを活用していましたが、この低コストのソリューションは、洗練されたインテリジェントなシステム管理と電力管理を、価格に敏感な組み込みアプリケーション分野にも広げるものです」

アクテルのシステム・マネジメント・ソリューションは、電圧モニター、電流モニター、熱モニタリング、リアルタイム信号処理、PLD機能などを統合し、主にシステム・マネジメント・アプリケーションに使用されている10点以上の部品に代替します。更に、アクテルのFusionソリューションによって、インテリジェントなシステム管理、電力管理、熱管理、データロギング、システム診断がワンチップで可能になり、基板スペースを節約できます。

FusionとCoreABCを活用したインテリジェントな電力管理機能
今日の高度に統合されたシステムでは、小さなパッケージ内の大電流と多数のシステム電圧に対処する、高度な電力管理とシステム管理機能の実装が必要です。システムが携帯化するにつれ、熱管理、効率的な電池管理、システム電力管理も必要になります。CoreABCとFusionの組み合わせによって、システム性能の効果的なモニター、システム効率の向上、電池寿命の最大化が可能になります。Fusionは、基板上の他のデバイスの電力消費を最適化または最小化する、基板レベルの電力節約モードを容易に実装できることもポイントです。

QMLクラス V工程仕様に対応するEV製造工程
アクテルの新しいEVデバイスは、従来から厳格であったテスト・スクリーニング工程を一段と厳重にし、コマンド・データ処理システム、テレメトリー、姿勢・位置の保持、衛生の動作状況監視システムといった宇宙機の高信頼性システムの品質を一段と向上させます。アクテルが開発した新しいEV製造工程は、防衛・航空宇宙用IC製造の一般的な品質保証・信頼性要件を定めた仕様書であるMIL-PRF-38535のQMLクラスVが定めるすべてのステップを踏んでいます。

ミックスド・シグナルのアクテルFusionデバイスとCoreABCを使用することで、ハードウェアのレスポンスタイムとのリアルタイム・オペレーションを実現できます。更にCoreABCは複雑な割り込みスキームやリアルタイム・オペレーティング・システムが不要です。プログラマブルなFusionデバイスは、アナログ入力を使って、温度、電圧、電流を監視できます。


価格と入手時期
アクテルの低コストのシステム・マネジメント・リファレンス・デザインは今すぐ入手可能です。リファレンス・デザインには、VHDLとVerilogの両バージョンがあり、詳細なユーザーガイドが付属します。アクテルはまた、Libero統合設計環境(IDE)、CoreConsole知的設計資産(IP)配置プラットフォーム、処理・通信用の各種無償のIPコア、アナログおよびメモリ・インタフェースなど、包括的な開発環境を提供しています。

アクテルAFS250は今すぐ入手可能です。アクテルAFS090 Fusionデバイスは第4四半期出荷開始予定です。アクテルのCoreABCはアクテルのCoreConsoleソフトウェアと共に無償でダウンロードできます。


アクテルについて
アクテルのパワースマートなプログラマブル・ソリューションは、チップ・レベルでもシステム・レベルでも電力消費を削減し、電力効率に優れる設計を実現します。アクテル(Actel Corporation)は、米国カルフォルニア州マウンテンビューに本社を置く、ワンチップFPGAソリューションのリーディング・プロバイダです。アクテル(ACTL)は、Nasdaq National Marketに上場しています。

Actelの名称とロゴはActel Corporationの登録商標です。その他の全ての商標とサービスマークは、それぞれの企業・団体に所有権が帰属します。