アクテル、業界初FPGAベースのMicroTCA向けシステム・マネジメント機能を発表
〜無償のテスト済みリファレンス設計がMicroTCAの採用を促進しカスタマイズ用テンプレートを提供〜
2006年11月14日
アクテル(米国カリフォルニア州マウンテンビュー、日本法人:アクテルジャパン株式会社、東京都渋谷区、代表取締役社長:岩本 桂一)は、シリコン・プロバイダの中で最初に、次世代通信機器のための新しい標準規格Micro Telecom Computing Architecture (MicroTCA) に対応すると発表しました。同時に、FPGA技術を使用したシステム・マネジメント用の無料のテスト済みリファレンス設計を各種提供していくことも明らかにしました。これらの新しいリファレンス設計は、アクテルのワンチップのミックスド・シグナルFusion™プログラマブル・システム・チップ(PSC)を活用し、ハードウェア、ソフトウェア、知的設計財産などを含み、今日のシステム設計者が直面するコスト、フットプリント、柔軟性、セキュリティ、信頼性の要件を満たす完全なソリューションとなります。
MicroTCAは、PCI ベースの組込みシステムや関連製品の仕様を共同で開発しているグループであるPCI Industrial Computer Manufacturers Group (PICMG) が推奨するAdvancedTCA (ATCA) 規格をベースとした新しいグローバル・スタンダードで、コストの安さ、フォームファクターの小ささ、高い信頼性と柔軟性、および短い開発期間といった特長を提供します。MicroTCAの全体市場は2010年に35億ドルに上ると業界では予測されています。
Signal Stream Technologiesの社長兼CEOでMicroTCA小委員会の委員長を務めるMike Franco氏のコメント
「MicroTCAは、低コストで信頼性が高い遠隔管理システムを必要とする市場で大きなシェアを獲得する見通しです。アクテルがFusionと各種の包括的なリファレンス設計をもってMicroTCAの設計コミュニティをサポートする体制を整えたことは喜ばしいことです。アクテルは半導体企業の中で早々に参入してきたことから、この見込みのある市場で大きなシェアを獲得できる位置を確保することができるでしょう」
アクテルのアプリケーション・ソリューションのマーケティング担当シニア・ディレクター、Jake Chuangのコメント
「MicroTCAは、小型で低コストのプラットフォーム選択肢として、CompactPCI や VMEのような成功を収めた規格に代替する大きな可能性を持つと大勢の人が考えています。MicroTCAを採用する通信機器のOEMが増えていますが、アクテルのFusionをベースとする無償のリファレンス設計を使用すれば、現在のMicroTCAとシステム・マネジメント実装の信頼性を高め、コストと基板スペースを削減することができます」
アクテルのMicroTCA ソリューションとロードマップ
アクテルはMicroTCA仕様に対応する5種類のリファレンス設計(パワー・モジュール、アドバンスト・メザニン・カード (AMC)、クーリング・モジュール、MicroTCAキャリア・ハブ、およびパワーサプライ)を予定しています。
最初に提供されるのはパワー・モジュールとアドバンスト・メザニン・カード (AMC)です。Fusionをベースとするパワー・モジュール設計は、MicroTCAバージョン1.0とIntelligent Platform Management Interface (IPMI) バージョン 2.0に準拠しています。また設計上、従来の代表的なパワー・モジュール設計と比べ統合が一段と進み、50%以上の部品点数、コスト、および基板スペースの削減が可能になり、さらに製造し易さ、柔軟性、信頼性が向上しています。アクテルのAMCの設計はPICMG AMC.0 ECROO1 RC1.0に準拠し、ペイロードとマネジメント機能を統合することができます。
クーリング・モジュール、MicroTCAキャリア・ハブ(MCH)、パワーサプライの各リファレンス設計は2007年に提供する予定です。クーリング・モジュールはファンの温度と電圧を監視します。MCHはシェルフ管理機能とキャリア管理機能を果たし、統合ベースボードとネットワーク管理を提供し、MicroTCA Carrier Management Controllerインターフェースをサポートします。2007年後半には、交流電力を48Vの直流インプットに変換するパワーサプライの提供を開始する予定です。
発売時期
アクテルの認定顧客はいますぐパワー・モジュールとAMCを入手できます。クーリング・モジュールとMCHのリファレンス設計は2007年上期に、パワーサプライは2007年下期に入手可能です。価格と発売時期に関する詳しい情報はアクテルの正規代理店にお問い合わせください。
アクテル(Actel Corporation)について
アクテル(Actel Corporation)は、米国カルフォルニア州マウンテンビューに本社を置く、ワンチップFPGAソリューションのリーディング・プロバイダです。アクテル(ACTL)は、Nasdaq National Marketに上場しています。
※ FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)
FPGA(=Field Programmable Gate Array)は、ユーザーによってプログラムの書き換えが可能な論理デバイスで、回路データをダウンロードすることにより、回路構成を変更することが可能 なLSI(大規模集積回路)を指します。チップの製造後ユーザーがプログラムして使用するため、開発・製造の初期費用などを削減することができます。
※ Actelの名称とロゴはActel Corporationの登録商標です。その他の全ての商標とサービスマークは、それぞれの企業・団体に所有権が帰属します。


