アクテルのシステムゲート数400万のプロトタイプ・ソリューションにより宇宙飛行用FPGAの設計時間の短縮と重大なリスクを軽減
〜RTAX4000Sプロトタイプが実際の宇宙飛行用シリコンと同じアーキテクチャ、集積度、タイミング特性を提供〜
2006年6月28日
航空宇宙産業の設計者を常にサポートするアクテル(米国カリフォルニア州マウンテンビュー、日本法人:アクテルジャパン株式会社、東京都渋谷区、代表取締役社長:岩本 桂一)は、宇宙システム用のFPGAとして業界で最も集積度が大きく、信頼性が高いRTAX4000Sのプロトタイプが提供可能になったと発表しました。ゲート数400万のRTAX4000Sプロトタイプを使用することにより、設計者はMIL-STD 883認定や密封パッケージに伴う追加コストなしに、宇宙飛行用に認定されているRTAX-Sデバイスと同じアーキテクチャ、集積度、タイミング特性、パッケージ・オプションを得ることが出来ます。設計者はこのプロトタイプを使用することにより、完全適格なFPGAをプログラムする前に設計を検証し、性能を的確に評価できるため、設計に伴う総合的なリスクや時間、コストを大幅に削減することができます。
RTAX4000S は、通信衛星、地球観測衛星、科学衛星のデータ処理アプリケーションなど、大きなゲート数を必要とする衛星ペイロード・システムへの使用に適しています。放射線耐性を持つRTAX4000Sのフライト・ユニットと同様に、RTAX4000Sプロトタイプは、ゲート数が400万(以前のRTAX-Sの最大ゲート数の2倍)、I/O数が840、エンベッデッド・メモリが540 Kbitとなっています。
アクテルの軍事・航空宇宙製品マーケティング担当シニア・マネージャー、Ravi Pragasamのコメント
「RTAX4000Sプロトタイプは、宇宙飛行に使用される前に設計を評価できる、プログラマブルなプラットフォームを求める宇宙機器向け設計者のニーズを満たします。このRTAX4000Sプロトタイプ戦略を用いることにより、顧客は設計の機能を検証し、実際の飛行用シリコンに相当するタイミング数を導き出すことができます」
RTAX4000S 対 RH-ASICs
従来からあるRH-ASICソリューションと比較すると、RTAX4000Sはコストならびに製品化までに要する時間の面で有利です。RH-ASICは高いゲート数が可能ですが、リードタイムが長く、多額の開発費が必要になります。宇宙用アプリケーション向けの用途では需要が少ない場合も多く、トータル・ユニット・コストが高価になりがちです。RTAX4000Sならびにプロトタイプ・ソリューションの登場により、顧客はプログラマブルなファブリックが持つ柔軟性を活用して、設計過程をスピードアップし、スケジュールと総合的なシステム・コストを改善することができます。
入手時期
RTAX4000S PROTO LG 1272 (Land Grid Array) は出荷が開始されています。RTAX4000S PROTO CG 1272 (Ceramic Column Grid Array) は2006年8月末に、RTAX4000S PROTO CQ 352 (Ceramic Quad Flat Pack) は9月末にそれぞれ出荷開始予定で、注文を受け付けています。RTAX4000Sのソフトウェア・サポートも実施しています。RTAX4000S の宇宙飛行用量産ユニットは2007年第1四半期に納入開始予定です。詳しくはアクテルにお問い合わせ下さい。ウェブサイトはwww.actel.comです。
アクテル(Actel Corporation)について
アクテル(Actel Corporation)は、米国カルフォルニア州マウンテンビューに本社を置く、ワンチップFPGAソリューションのリーディング・プロバイダです。アクテル(ACTL)は、Nasdaq National Marketに上場しています。
※ FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)
FPGA(=Field Programmable Gate Array)は、ユーザーによってプログラムの書き換えが可能な論理デバイスで、回路データをダウンロードすることにより、回路構成を変更することが可能 なLSI(大規模集積回路)を指します。チップの製造後ユーザーがプログラムして使用するため、開発・製造の初期費用などを削減することができます。
※ Actelの名称とロゴはActel Corporationの登録商標です。その他の全ての商標とサービスマークは、それぞれの企業・団体に所有権が帰属します。


