アクテルのFPGAが火星観測に活躍
宇宙用に最適化したデバイスが複数の火星ミッション成功に貢献
2006年4月11日
アクテル(米国カリフォルニア州マウンテンビュー、日本法人:アクテルジャパン株式会社、東京都渋谷区、代表取締役社長:岩本 桂一)は、同社の放射線耐性を強化したFPGAが、マーズ・リコナイサンス・オービタ (MRO)や、マーズ・エクスプレス・プローブ、マーズ・エクスプロレーション・ローバー(スピリットおよびオポチュニティ)などの現在実施中の火星探査ミッションで重要な役割を果たしていると発表しました。アクテルのFPGAは火星探査機に搭載されているカメラや、無線通信、搭載機器、中継局などに使用されており、グセフ・クレーターのようなこれまで調査されてない地帯など、火星表面の驚くべき映像を科学者達が捉えて送信することに役立っています。
宇宙空間に最適化されたアクテルのFPGAは、宇宙放射線に対する高度な耐性や、激しい温度差の下で実証済みの信頼性、電源投入後即動作(LAPU)といった同社の不揮発性製品に特有のメリットを評価され、重要な任務に必要なアプリケーションに繰り返し採用されています。さらにアクテルのデバイスはワンチップなので、全体の部品点数を削減して、消費電力を最小限に抑え、基板のスペースと重量を節約します。
MROにおけるアクテルのRTSX-SUデバイス運用時間は月間8万5,000時間を越えており、2005年の打ち上げ以来累計で50万時間以上に及ぶ信頼性の高いオペレーションを行っています。MROの目的は将来のミッションに備えて着陸に適した場所を探すことであり、アクテルのFPGAは火星の地表や、地表下、大気の高解像度画像を送信する機能を持つ様々な搭載機器に採用されています。
マーズ・エクスプローラー・ローバー・ミッションには56個にも及ぶアクテルのFPGAが使用されています。一部のデバイスは、現在火星地表に配置されているローバー・エレクトロニクス・モジュールとランダー・エレクトロニクス・モジュール、ならびに火星への推進システムの一部であるクルーズ・モジュールに使用されており、重要な役割を果たしています。
アクテルのFPGAはこの10年間にGPS、エコースター、国際宇宙ステーション、マーズ・パスファインダ、マーズ・エクスプローラー・ローバー1 および2、マーズ・エクスプレス、ハッブル宇宙望遠鏡など、300以上の宇宙プログラムに搭載されてきました。
アクテルの軍需・航空製品マーケティング担当ディレクター、Ken O’Neill のコメント
「アクテルの製品が極めて過酷な条件下で重要なミッションに使用されていることは、優れた性能と高い信頼性を証明しています。1997年のマーズ・パスファインダ探査計画以降、アクテルは何百個ものFPGAを火星探査任務に提供し、打ち上げロケットから人工衛星、着陸船から無人探査機までありとあらゆる重要な任務のデジタル・ロジック機能を実行可能にしてきました。私達が住んでいる宇宙についての情報収集にアクテルが貢献できていることを誇りに思います」
アクテルについて
アクテル(Actel Corporation)は、米国カルフォルニア州マウンテンビューに本社を置く、ワンチップFPGAソリューションのリーディング・プロバイダです。アクテル(ACTL)は、Nasdaq National Marketに上場しています。
※ FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)
FPGA(=Field Programmable Gate Array)は、ユーザーによってプログラムの書き換えが可能な論理デバイスで、回路データをダウンロードすることにより、回路構成を変更することが可能 なLSI(大規模集積回路)を指します。チップの製造後ユーザーがプログラムして使用するため、開発・製造の初期費用などを削減することができます。
※ Actelの名称とロゴはActel Corporationの登録商標です。その他の全ての商標とサービスマークは、それぞれの企業・団体に所有権が帰属します。


