ARM7対応Fusionプログラマブル・システム・チップをサポートする設計環境を強化

CoreAI、CoreConsole IDP v1.1、統合設計環境Libero v7.1により、 迅速かつ容易なARM7ベースのミックスド・シグナル・システムの実装が可能に

2006年3月7日

アクテル(米国カリフォルニア州マウンテンビュー、日本法人:アクテル ジャパン株式会社、東京都渋谷区、代表取締役社長:岩本 桂一)は、受賞歴をもつミックスド・シグナルFPGA Fusion™ プログラマブル・システム・チップ(PSC)の、ARM7™ 対応バージョンであるM7AFSデバイスをサポートする設計環境を拡張しました。この新しい設計環境には、CoreAI(Analog Interface)IPコア、最適化されたアクテルのCoreConsole IP配置プラットフォーム(IDP)、Libero統合設計環境(IDE)が含まれます。開発環境が強化され、通信、車載、産業機器、民生機器など実世界のアプリケーションに、業界唯一のワンチップARM7対応ミックスド・シグナルFPGAを迅速かつ容易に実装できるようになります。


ツール最適化でエンベデッド設計が迅速かつ容易に
アクテルのCoreAI IPブロックにより、CoreMP7ソフトARM7プロセッサ・コアとアクテルのM7 Fusionデバイス上のアナログ・リソースとのインターフェイスがアドバンスト・ペリフェラル・バス(APB)を通じて可能になり、設計者はアナログ・ペリフェラルを直接コントロールし、コンフィギュアできるようになります。CoreAIはCoreMP7と8ビット幅または16ビット幅でマスク可能な割り込みソースをもつAPBスレーブ・インターフェイスによって制御されるADC変換を提供します。さらに、CoreAIの内蔵クロック・ディバイダがアナログ・コンフィグレーションMuxクロックを生成し、オプショナル・リードFIFOは最大256のADC変換を格納します。

CoreConsole IDP v1.1は無償で提供されます。CoreConsole IDPによって、M7AFS におけるIPコアのアセンブリが容易になり、設計者は個々のコンポーネントではなくシステムに集中でき、開発全体に要する時間とコストを大幅に削減することができます。さらにCoreConsole IDPでは、統合された「IP Vault」を通じてCoreAIや、アクテルのすべてのDirectCore IPライブラリ、完全なAHBマルチマスタ・サポート、ソフトウェア・ドライバ・エクスポート、メモリ・マップ生成、無償のCoreMP7サブシステムIPブロックのアップデートが利用できます。

無償のLibero IDE v7.1 Goldエディションを使用して、システム・ゲート数100万までのARM7対応ミックスド・シグナルFPGA設計の実装をすぐに開始することができます。Libero IDE v7.1は、M7AFSファミリの最初のデバイスであるM7AFS600の設計もサポートします。さらに、Libero IDEにバンドルされているSmartGenコア・ジェネレータ・ツールで、CoreAIを通じてアクセスできるM7AFSのアナログ機能のコンフィグレーションが可能です。


アクテルのアプリケーション・ソリューション・マーケティング担当シニア・ディレクター、Jake Chuangのコメント
「ワンチップのARM対応Fusion PSCとCoreMP7 ソフトARM7プロセッサ、そしてこの包括的な設計環境の組み合わせにより、設計者はミックスド・シグナルの設計に複数のチップを必要とするソリューションを使用する必要がなくなります。さらにCoreAIや、 最適化された CoreConsole IDP v1.1、Libero IDEがいずれも無償で提供されるので、機能豊かなエンベデッド・システム開発に特有のリスクとコストを大幅に削減することができます」


ARM7対応Fusion PSCについて
ARM7対応のFusionデバイスは最も信頼の置けるワンチップのPSCプラットフォームとして、機能豊かなエンベデッド・システムを開発する際に、設計を簡素化し、創造性を最大限発揮したいと考えるシステム設計者の要望に応える製品です。業界標準のARM7テクノロジーと業界初のミックスド・シグナルFPGAファミリを組み合わせたARM7対応のFusion PSCは、±12VアナログI/Oや、最大8Mビットのエンベデッド・フラッシュ・メモリ、集積されたADC、システム・ゲート数150万までのプログラマブル・ロジック・ファブリックへのサポートなど、設計者は幅広い機能をひとつのデバイスに集積できるため、システム開発の可能性を拓きます。さらに、同社のフラッシュFPGAの特長である電源投入後即時動作(LAPU)、低消費電力、実用的なファーム・エラー耐性、高い機密性といった特性をM7AFS Fusion PSCに拡張しています。


価格と入手方法
アクテルのCoreAIは4月より無償で提供される予定です。CoreConsole IDP v1.1およびLibero IDE v7.1 Goldエディションは、4月以降アクテルのWebサイトから無償でダウンロードできます。Libero IDE v7.1 Platinumエディションは有償です。いずれのエディションもライセンスの期間は1年間で、更新可能です。M7 AFSファミリには、ゲート数、エンベデッド・フラッシュとアナログ・チャネルのレベルが異なる4種類のデバイスがあります。M7AFS600のサンプル出荷開始は4月、M7AFS1500のサンプル出荷開始は2006年下期予定です。その他、詳細及び価格についてはアクテルの正規代理店にお問い合わせください。またはアクテルのWebサイトをご覧ください(www.jp.actel.com)


アクテルについて
アクテル(Actel Corporation)は、米国カルフォルニア州マウンテンビューに本社を置く、ワンチップFPGAソリューションのリーディング・プロバイダです。アクテル(ACTL)は、Nasdaq National Marketに上場しています。


※ FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)
FPGA(=Field Programmable Gate Array)は、ユーザーによってプログラムの書き換えが可能な論理デバイスで、回路データをダウンロードすることにより、回路構成を変更することが可能 なLSI(大規模集積回路)を指します。チップの製造後ユーザーがプログラムして使用するため、開発・製造の初期費用などを削減することができます。


Actelの名称とロゴはActel Corporationの登録商標です。その他の全ての商標とサービスマークは、それぞれの企業・団体に所有権が帰属します。


※ ARMは、ARM社の商標です。ARM7はARM社の商標です。その他のブランドあるいは製品名は全て、それぞれのホールダーの所有物です。「ARM」とは、ARM Holdings plc(LSE:ARM、NASDAQ:ARMHY)、その事業会社であるARM Limited、各地域の子会社であるARM INC.、ARM KK、ARM Korea Ltd.、ARM Taiwan、ARM France SAS、ARM Consulting (Shanghai) 、ARM Belgium N.V. 、AXYS Design Automation Inc、AXYS GmbH、ARM Embedded Solutions Pvt. LtdおよびARM Physical IP,Inc.の全部または一部を意味します。