アクテル、ARM7対応FPGA向け開発キットを出荷開始
ARM7ベースFPGA設計の評価、開発を容易にするCoreMP7開発キット
2006年3月1日
アクテル(米国カリフォルニア州マウンテンビュー、日本法人:アクテル ジャパン株式会社、東京都渋谷区、代表取締役社長:岩本 桂一)は本日、同社のソフトARM7プロセッサ・コアCoreMP7の実装用に、完全なハードウェアとソフトウェア開発環境であるCoreMP7開発キットの出荷を開始します。この開発キットには、FPGAベースのシステム・オン・チップ(SoC)アプリケーションを、迅速かつ容易に評価・設計するために必要なものすべてが含まれており、米国でも受賞実績のあるCoreMP7、アクテルのARM7対応M7 ProASIC3デバイス、FPGA開発ツールが含まれます。
CoreMP7開発キットの特長
開発キットには、スタンドアローンの開発基板、CoreConsole IP配置プラットフォーム(IDP)、統合設計環境Libero Goldエディション、GNUソフトウェア・ツール、CoreMP7デバッガが含まれます。さらにFPGAファブリックとARM7ソフトウェアの、プログラミングとデバッグ・サポート用に、FlashPro 3プログラマがオプションで購入可能です。
CoreConsole IDPと統合設計環境Liberoはシームレスにインターフェイスでき、CoreMP7ベース・システムのアセンブリ、シミュレーション、シンセシス、レイアウト、プログラム、デバッグがおこなえます。CoreConsole IDPは、GNUソフトウェア・ツールと一緒に使用できるメモリ・マップとドライバを出力し、CoreMP7向けのARMソフトウェア・プログラム開発をさらに容易にします。
基板にはFG484パッケージのM7A3PE600 またはM7A3P1000デバイスが付属し、FPGAの設計実装用スペースを提供します。このパッケージには、イーサネット、RS232、USB、CANのインターフェイス・コネクタおよびPHYインターフェイス、アプリケーション中の他のシステムやコンポーネントとの接続を容易にする最大150のユーザー定義I/O、2M SRAMおよび2Mフラッシュ・メモリも含まれます。
アクテルのIPマーケティング・マネージャー、Mike Thompsonのコメント
「CoreMP7開発キットは、FPGAの柔軟性、迅速に製品を市場に投入できる特性、業界標準のARM7プロセッサ・テクノロジーの組み合わせを活かして、高度なSoCの評価と開発を簡素化します。このキットは、アセンブリ、シミュレーション、シンセシス、レイアウト、プログラミング、デバッグに必要なツール、実際のシステムレベル設計を作るのに必要なインターフェイスとI/Oを含む包括的な環境です」
価格と購入方法
詳細及び価格についてはアクテルの正規代理店にお問い合わせください。
CoreMP7について
アクテルとARMとのパートナーシップにより、設計者はライセンス料不要で32ビットARM7ファミリ・マイクロプロセッサをアクテルの製品に使用できるため、初期費用を削減でき、さらにARM7ファミリを使用するSoCが開発しやすくなります。アクテルのフラッシュベース・アーキテクチャの利点を活用しているCoreMP7は、FPGA向けの初のソフトARM7マイクロプロセッサ・コアであり、アクテルのARM対応型フラッシュFPGAで使用することができます。
ProASIC3ファミリについて
アクテルのProASIC3ファミリは、64ビット、66MHzのPCI性能を提供し、オンチップ・ユーザ・フラッシュ・メモリを搭載した業界初のFPGAです。システム基板上の各種コンポーネントが不要なため、全体のシステム・コストを低く抑え、基板スペースを小さくできることから、信頼性が向上し、在庫管理が容易になり、同等のSRAMベースFPGAと比べてトータル・システム・コストを最大70%低く抑えることができます。
アクテルについて
アクテル(Actel Corporation)は、米国カルフォルニア州マウンテンビューに本社を置く、ワンチップFPGAソリューションのリーディング・プロバイダです。アクテル(ACTL)は、Nasdaq National Marketに上場しています。
※ FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)
FPGA(=Field Programmable Gate Array)は、ユーザーによってプログラムの書き換えが可能な論理デバイスで、回路データをダウンロードすることにより、回路構成を変更することが可能 なLSI(大規模集積回路)を指します。チップの製造後ユーザーがプログラムして使用するため、開発・製造の初期費用などを削減することができます。
※ Actelの名称とロゴはActel Corporationの登録商標です。その他の全ての商標とサービスマークは、それぞれの企業・団体に所有権が帰属します。


