ProASIC3のコマーシャル認定が完了

ワンチップで低コスト、低消費電力、機密性の高いフラッシュベースFPGAを量産アプリケーション向けに出荷開始

2006年2月22日

ワンチップのプログラマブル・ロジック・ソリューションのリーディング・プロバイダであるアクテル(米国カリフォルニア州マウンテンビュー、日本法人:アクテル ジャパン株式会社、東京都渋谷区、代表取締役社長:岩本 桂一)は本日、同社の低コスト・フラッシュベースProASIC3 FPGA、およびロイヤリティやライセンス料が不要の、アクテルのソフトARM7プロセッサ・コアCoreMP7の実装をサポートするM7 ProASIC3について、コマーシャル認定が完了したことを発表します。コマーシャル認定のProASIC3は、民生機器、通信、ハンドヘルドなどのアプリケーション設計者が求める、低いトータル・システム・コスト、高性能、低消費電力、高い機密性といった特長を備えています。


低消費電力のProASIC3ファミリ
ProASIC3とARM7対応ProASIC3 FPGAは、1,024 ビット(128ビット x 8ページ)のオンチップ・ユーザー不揮発フラッシュ・メモリと最大6つのオンボード・アナログPLLを含む、6つのクロック調整回路を内蔵しています。最大616のI/O数で最大8つのI/Oバンクと、19のシングルエンドおよびデュアルエンドI/O規格をサポートします。

また、オンチップの128ビットAES暗号化や内蔵のフラッシュ・キー・ストレージ技術により機密性の高いインシステム・プログラミング(ISP)機能を備えています。こうした機能によりフィールドでのアップグレードを容易かつセキュアにおこなうことができ、リバース・エンジニアリングや不正コピーからシステムIP を守ります。


英Quixantのハードウェア設計マネージャー、Jon Jayal氏のコメント
「アクテルのコマーシャル温度グレードProASIC3 FPGAは書き換え可能です。そのため、プリント基板の設計を変更したり、ASICを再スピンしたりせずに、当社のQX-10プラットフォームに対しセキュアに機能を追加することができます」


アクテルのシリコン製品マーケティング・ディレクター、Martin Masonのコメント
「ProASIC3デバイスは最小のトータル・システム・コストで、最高レベルの機能と性能を提供します。量産にも最適な低ユニット・コストで消費電力の低いProASIC3 FPGAは、車載、民生機器、医療、産業用の各市場で採用が急速に広がっています。さらにProASIC3/Eファミリのうち他のゲート規模の製品についても2006年に順次出荷する予定で、ProASIC3/EとARM対応ProASIC3の採用は今後も急速に伸びると見ています」


ProASIC3ファミリについて
アクテルのProASIC3ファミリは、64ビット、66MHzのPCI性能を提供し、オンチップ・ユーザ・フラッシュ・メモリを搭載した業界初のFPGAです。システム基板上の各種コンポーネントが不要になるため、全体のシステム・コストを低く抑えることができます。ワンチップ・デバイスは、デバイスのプログラミングをサポートする外部ブートPROMやマイクロコントローラが不要で、レベル0の電源投入後即動作特性を持つため、システムを作動させるための外部CPLDも不要になります。使用するコンポーネント数を削減することによって基板スペースを小さくできることから、信頼性が向上し、在庫管理が容易になり、同等のSRAMベースFPGAと比べてトータル・システム・コストを最大70%低くできます。


価格と購入方法
コマーシャル/インダストリアル温度範囲(-40〜85℃)への対応が認定されているA3P250は、現在VQ100、FG144、FG256、PQ208の各パッケージで、量産出荷中です。その他、詳細及び価格についてはアクテルの正規代理店にお問い合わせください。


アクテルについて
アクテル(Actel Corporation)は、米国カルフォルニア州マウンテンビューに本社を置く、ワンチップFPGAソリューションのリーディング・プロバイダです。アクテル(ACTL)は、Nasdaq National Marketに上場しています。


注1:アクテルのLAPUデバイス分類システムにおける電源投入後即時動作(レベル0)


※ FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)
FPGA(=Field Programmable Gate Array)は、ユーザーによってプログラムの書き換えが可能な論理デバイスで、回路データをダウンロードすることにより、回路構成を変更することが可能 なLSI(大規模集積回路)を指します。チップの製造後ユーザーがプログラムして使用するため、開発・製造の初期費用などを削減することができます。


Actelの名称とロゴはActel Corporationの登録商標です。その他の全ての商標とサービスマークは、それぞれの企業・団体に所有権が帰属します。


※ ARMは、ARM社の商標です。その他のブランドあるいは製品名は全て、それぞれのホールダーの所有物です。「ARM」とは、ARM Holdings plc(LSE:ARM、NASDAQ:ARMHY)、その事業会社であるARM Limited、各地域の子会社であるARM INC.、ARM KK、ARM Korea Ltd.、ARM Taiwan、ARM France SAS、ARM Consulting (Shanghai) 、ARM Belgium N.V. 、AXYS Design Automation Inc、AXYS GmbH、ARM Embedded Solutions Pvt. LtdおよびARM Physical IP,Inc.の全部または一部を意味します。