高速フーリエ変換コア・ジェネレータ「CoreFFT」を発表 DSP IPポートフォリオがさらに充実

耐放射線性デバイスにおいてミリタリ温度、10msecのスピードで 高速フーリエ変換するFPGA最適化モジュールを生成

2005年8月25日

アクテル(米国カリフォルニア州マウンテンビュー、日本法人:アクテルジャパン株式会社、東京都渋谷区、代表取締役社長:岩本 桂一)は本日、アクテルのフラッシュベースおよびアンチヒューズベースのフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)ファミリでの使用に最適化された高速フーリエ変換(FFT)コアを生成する、知的設計資産(IP)コア・ジェネレータであるCoreFFTを発表しました。CoreFFTは、レーダー、航空通信機器、音響機器、石油生産機器、医療機器における信号処理のような、高温耐性、ファーム・エラー耐性、耐放射線性が必要とされる高信頼性アプリケーション向けに設計されています。CoreFFTは、信号のスペクトル成分を示すために時間ベースから周波数ベースに信号を変換するというFFTを実行する、FPGA最適化モジュールを生成します。このCoreFFTの発表は、顧客に機能的かつ効率的なDSPソリューションを提供するというアクテルの姿勢の具体的な表れです。

CoreFFT RTLジェネレータは、256、512、1024ポイントの複雑なフォワード、もしくはインバースの時間間引き形(DIT)FFTを演算できるモジュールを生成します。このコアのDIT Radix-2インプリメンテーションはアクテルのデバイス向けに最適化されています。このモジュールの入力および出力のデータは、16ビットの実数部と虚数部で構成される32ビット言語で表されます。デュアル入力バッファとシングル出力バッファは、FFT演算で新しいデータ・サンプル入力と、その結果発生する出力を同時にサポートします。さらにCoreFFTは、必要なすべてのメモリ・バッファ、バタフライ、制御ロジックだけでなく、ターゲット・アプリケーション向けフェーズ・ファクターをも含んでいます。CoreFFTはアクテルのAxcelerator、RTAX-S、ProASIC Plus、ProASIC3の各FPGA向けProASIC3の各FPGA向けに最適化されています。

新しいCoreFFTのその他の特長は下記の通りです。
●無条件、あるいは条件付のブロック浮動小数スケーリング
●組み込みRAMブロック・ベースのフェーズ・ファクター・ジェネレータ
●精密な16ビットの入力/出力データおよびフェーズ・ファクター係数


アクテルのアプリケーション・IPソリューション担当ディレクター、Yankin Tanurhanのコメント
「CoreFFTはアクテルのDirectCoreポートフォリオにおける最新製品というだけではなく、高信頼性マーケットへの積極的なかかわりを示す製品です。フーリエ変換は各種のアプリケーションで使われる強力な分析ツールです。ファーム・エラー耐性、耐放射線性、電源投入後即動作といったアクテルのワンチップ・デバイスの特長を活用したいと考える高信頼性アプリケーションの設計者にとって、CoreFFTをアクテルのFPGAと一緒に使用することは優れた選択といえるでしょう」


価格と購入方法
アクテルの新しい多用途RTLジェネレータであるCoreFFTジェネレータは現在購入可能です。また、無償の評価版コアをアクテルのウェブサイトからダウンロード可能です。
http://www.actel.com/products/ip/
その他、詳細及び価格についてはアクテルの正規代理店にお問い合わせください。


アクテルの DirectCoreとCompanionCoreソリューション
アクテルは、システムレベルの IP ソリューション「DirectCore」を提供しています。 これは特に、アクテル製デバイスとともに利用するよう設計され、最適化されています。また、サード・パーティの IP ブロック「CompanionCore」も提供しており、これはアクテルの FPGA において試験され検証されています。組み込みシステムから民生、通信まで多岐に渡る対象アプリケーションの機能には、マルチメディアやエラー修正だけでなく、バス・インターフェイス、コミュニケーション・コントローラー/インターフェイス、プロセッサ、周辺機器、暗号化、メモリ・コントローラも含まれます。DirectCoreとCompanionCore 製品は、アクテルの提供する、自社開発もしくはサード・パーティの EDA 開発ツール、高品質のドキュメント、サービスおよびサポートを通して、シームレスに実装できるため、設計プロセスの合理化、time-to-market の短縮、設計費用およびリスクの最小化が実現します。アクテルは幅広いIP製品ラインナップから、評価版のIPを無償でダウンロードできるIP評価プログラムをウェブサイト上で提供しています。詳細はウェブサイトをご覧ください。(www.actel.com/products/ip/


アクテルについて
アクテル(Actel Corporation)は、米国カルフォルニア州マウンテンビューに本社を置く、ワンチップFPGAソリューションのリーディング・プロバイダです。アクテル(ACTL)は、Nasdaq National Marketに上場しています。


(注)FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)
FPGA(=Field Programmable Gate Array)は、ユーザーによってプログラムの書き換えが可能な論理デバイスで、回路データをダウンロードすることにより、回路構成を変更することが可能なLSI(大規模集積回路)を指します。チップの製造後ユーザーがプログラムして使用するため、開発・製造の初期費用などを削減することができます。

注: Actelの名 称とロゴはActel Corporationの登録商標です。その他の全ての商標とサービスマークは、それぞれの企業・団体に所有権が帰 属します。