ActelとARM、ARM7ファミリプロセッサを急成長するFPGA市場に投入
独自のライセンス契約により、ソフトIPとしてARM7ファミリプロセッサを FPGA設計のメインストリームで利用可能に
2005年3月8日
アクテルジャパン株式会社
アーム株式会社
アクテル(本社:米国カリフォルニア州マウンテンビュー、日本法人:アクテルジャパン株式会社、東京都渋谷区、代表取締役社長:岩本 桂一、以下アクテル)と英ARM社(本社:英国ケンブリッジ、日本法人:横浜市港北区、代表取締役社長:石川滝雄、以下ARM)は、ARM®プロセッサをアクテルのFPGAに“ソフト”IPコアとして実装するという内容のライセンス契約を締結し、アクテルの幅広いFPGA顧客に32ビットARM7™ファミリのマイクロプロセッサを提供していくことを、米国時間の3月7日に、サンフランシスコで開催されているエンベデッド・システム・コンファレンス(ESC)で発表しました。“ソフト”IPコアで実装する、プログラマブル・ロジック・ベンダとのライセンス契約は、業界初めてのケースとなります。
この提携により、ソフトARM7ファミリを実装した数種類のアクテルFPGAファミリを、アクテルがデベロッパに独自供給することが可能になりました。また、急成長している新規市場をターゲットに、大量生産型のコンシューマ製品から高性能で信頼性・耐久性が高いアプリケーションにいたるまで広く適用可能な、FPGAに対応した初のソフト・コアであるARM7ファミリ・マイクロプロセッサを提供できるようになります。その結果、プログラマブル・ロジックのユーザーは、幅広いサードパーティ・サポートおよび実績あるIPと共に、ASICの設計柔軟性を実現できることに加え、アクテルFPGAの特長であるプログラマビリティや高い機密性の恩恵を受けることができます。
「アクテルのフラッシュおよびアンチヒューズ技術に基づくFPGAのビルトイン・セキュリティによって、ARMはFPGAデザイナに初めて柔軟性のあるソフトIPコアを提供することができます」とARMのEVPマーケティングのMike Inglisは述べています。「このすばらしい提携によって、ARM7ファミリはFPGAベースのコンシューマ製品、ASICやプロトタイプ作成、特に以前はARMプロセッサが最初から除外されていたような少量生産アプリケーション向けのFPGA開発プラットホームでの使用が可能になりました。」
「20年近くの間、時が経てば、顧客は求めるものを必ず手にできるようになるのだと、私たちは主張してきました。この契約はその完璧な例と言えます」とアクテルの社長兼CEOであるJohn Eastは述べています。「ARMは32ビット組込みプロセッサ・テクノロジのリーディング・プロバイダであり、FPGAのユーザーはこの業界標準アーキテクチャをソフトIPフォーマットで利用することを長い間待ち望んでいました。この画期的なARMとの提携により、ARMアーキテクチャをこれまで私たちが個別に行っていてはアクセスできなかった市場にまで拡大することができるようになります。両社はFPGAに最適化されたARM7ファミリコアを広く提供しようとしているのです」
この契約の一環として、アクテルはARMテクノロジを組み込んだFPGA製品ファミリを開発します。最初のデバイスは2005年内に出荷されます。ソフト・コアARM7ファミリプロセッサは、アクテルFPGAデバイスでのみ使用可能な独自のセキュリティ機能を搭載して顧客に供給されます。デベロッパは、アクテルの統合設計環境LiberoおよびARM RealView®ツールによって提供されるエンド・ツー・エンドの統合ソリューションのメリットを享受することができます。これによりデベロッパは短期間の製品開発が可能になり、機能を最大限引き出し、最適な設計パフォーマンスを達成することができます。
アクテル社概要
アクテル(Actel Corporation)は、フラッシュとアンチヒューズ・テクノロジをベースとしたフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、高機能IP(知的設計資産)コア、統合設計開発ツールとデザイン・サービスを含む独創的な不揮発性プログラマブル・ロジック・ソリューションを提供しています。アクテルは1985年に設立され、米国カルフォルニア州マウンテンビューに本社を置いています。全世界の従業員数は500人以上です。 アクテル(ACTL)は、Nasdaq National Marketに上場しています。
ARM社概要
ARMは業界大手のIP(Intellectual Property、半導体集積回路設計資産)プロバイダです。ARMは、ワイヤレスやネットワーク、デジタル家電、画像、自動車、セキュリティ、そしてストレージ機器といった高度なデジタル製品のコアとなる技術をライセンス供与しています。ARMが提供する32 ビット組込みRISC マイクロプロセッサ、データエンジン、ペリフェラル、ソフトウェアおよび開発ツールは、ARMの幅広いパートナーコミュニティと協力して、信頼性のある製品を迅速に市場へと導くトータルシステムソリューションを、大手エレクトロニクス企業に提供しています。ARMについて詳しくは当社Webサイトをご覧ください。http://www.jp.arm.com
注: Actelの名称とロゴはActel Corporationの登録商標です。ARMとRealViewはARM社の登録商標です。ARM7は、ARM社の商標です。その他のブランドあるいは製品名は全て、それぞれのホールダーの所有物です。「ARM」とは、ARM Holdings plc(LSE:ARM、NASDAQ:ARMHY)、その事業会社であるARM Limited、各地域の子会社であるARM INC.、ARM KK、ARM Korea Ltd.、ARM Taiwan、ARM France SAS、ARM Consulting (Shanghai) 、ARM Belgium N.V. 、AXYS Design Automation Inc、AXYS GmbH、ARM Embedded Solutions Pvt. LtdおよびARM Physical IP,Inc.の全部または一部を意味します。


