UTスターコムの中国・深セン工場がアクテルのSX-A FPGAを採用ホットスワップ機能を評価

2005年1月18日

アクテル(米国カリフォルニア州マウンテンビュー、日本法人:アクテルジャパン株式会 社、東京都渋谷区、代表取締役社長:岩本 桂一)は本日、同社のアンチヒューズ・ベースのSX-Aフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ (FPGA)が、IPアクセス・ネットワーク・ソリューションと国際サービス・サポートのリーディング・グローバル・サプライヤであるUTスターコム社 (UTStarcom)の提供する、マーケットをリードするmSwitchと3G製品のCPUコントロールボードのコントローラに採用されたと発表しまし た。UTスターコムは米カリフォルニア州に本拠を置き、将来の拡張に対応可能なアクセス・ネットワークと次世代スイッチ・ソリューションを統合させたシス テムの設計、製造、販売、設置を行なっている企業で、中国では北京、南京から上海、鄭州まで、20以上の都市に展開しています。

アクテルのSX-Aデバイスは、ASIC(特定用途向け集積回路)と同等の性能を持 ち、低コストでワンチップのソリューションに複数の機能を統合できるため、全システムのコンポーネントとコストの削減が可能になります。UTスターコムは 高速で低価格なアクテルのデバイスを活用することにより、高性能、低価格に加え、リバース・エンジニアリングの恐れが極めて少ないソリューションを提供で きます。

アクテルのA54SX72Aはコスト効果が高く、柔軟性と拡張性を特長とするネット ワーク・ソリューションであるUTスターコムのmSwitchプラットフォームに不可欠な部品です。中央データ管理と統一されたIPベースのインフラ上で の分散処理を組み合わせるmSwitchネットワークは、(1)マルチプロトコル・メディア・ゲートウェイ、(2)ソフトスイッチ・サーバー・コンプレッ クス、(3)Webベースのオペレーショナル・アンド・サポート・システム(OSS)‐ の3つの主要要素で構成されます。mSwitchは、一連のゲートウェイ機能を内蔵することにより、オペレータは必要とされる要件を満たしたネットワーク へ移行することができます。すべてのUTスターコムのソリューションと同様に、サービス・オペレータはmSwitchによって、旧式システムから次世代の ソリューションへ、回線障害なしにシームレスに移行すると同時に、運営コストと投資コストを削減できます。

アクテルのCorePCIは、PCIバス経由で、I/O、メモリ、プロセッサ・サブシ ステム・リソースをメイン・システムに接続しています。CorePCIは、高性能のデータ・トランザクションを必要とする様々な周辺機器での使用を想定し ています。SX-A FPGA内の相互接続点は極めて小さく、またデバイス内に密集しており、計測装置や目視による分析で判明するような形跡を残しません。こうした防護策のお かげで、アクテルのSX-Aデバイスは不正コピーやリバース・エンジニアリングの危険が事実上ありません。

UTスターコムの製品は現在、中国の2,400の地方電話局のうち800以上で使用さ れており、5,000万本以上の有線、無線回線が接続されています。世界の急成長をしている市場でも有線や無線の通信事業者は、同社の製品を採用すること により、既存のインフラを使用して音声、データ、インターネット接続の各サービスを迅速かつコスト効果高く提供できます。


UTスターコム社(中国・深セン)のシニア・ハードウェア・エンジニア兼プロ ジェクト・リーダー、Brian Chen氏のコメント
「アクテルのSX-A FPGAによって、以前はプログラマブル・ロジックには実装できなかった当社の次世代のデザインが実装可能になります。SX-Aの能力、性能のおかげで、 mSwitchプラットフォームを、いち早く、より安全に、低コストで市場に投入することができます。ザイリンクスのSpartan IIやアルテラのCycloneなど他のFPGAも慎重に検討しましたが、アクテルのSX-Aはホットスワップ仕様が優れており、また、深センでの当社に 対するハイレベルなカスタマー・サポートが期待できるため、アクテルを選びました。mSwitchのダウンタイムを最小に抑えるため、メンテナンスやアッ プグレード作業中に電源を切らずCPUボードをシステムに挿入したり抜いたりできることが重要です。CorePCI IPはこれらのメリットを提供し、極めて安全かつカスタマイズ可能であり、さらにボード上で他のロジックと統合することができます」

UTスターコム社について
UTスターコム社は、IPアクセス・ネットワーク・ソリューションと国際サービス、サポートのリーディング・グローバル・サプライヤで、有線、無線、光、 スイッチの各ソリューションを全世界の通信の新興国ならびに先進国の事業者に提供しています。顧客はUTスターコム社の製品を採用することにより、既存の インフラを使用してアクセス・サービスをすぐ開始し、売上を得ると同時に、コスト効果の高いエンド・ツー・エンドのIPネットワークに移行できます。UT スターコム社は1991年に設立され、米カリフォルニア州アラメダに本社を置き、研究・設計施設を米ニュージャージー州、中国、インドに展開しています。 UTスターコムはFORTUNE 1000企業です。同社について詳しい情報はウェブサイトをご覧ください(www.utstar.com)。


アクテルについて
アクテル(Actel Corporation)は、フラッシュとアンチヒューズ・テクノロジをベースとしたフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、高機能 IP(知的設計資産)コア、統合設計開発ツールとデザイン・サービスを含む独創的な不揮発性プログラマブル・ロジック・ソリューションを提供しています。 アクテルは1985年に設立され、米国カルフォルニア州マウンテンビューに本社を置いています。全世界の従業員数は約500人です。 アクテル(ACTL)は、Nasdaq National Marketに上場しています。


(注)FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)
FPGA(=Field Programmable Gate Array)は、ユーザーによってプログラムの書き換えが可能な論理デバイスで、回路データをダウンロードすることにより、回路構成を変更することが可能 なLSI(大規模集積回路)を指します。チップの製造後ユーザーがプログラムして使用するため、開発・製造の初期費用などを削減することができます。

注: Actelの名 称とロゴはActel Corporationの登録商標です。その他の全ての商標とサービスマークは、それぞれの企業・団体に所有権が帰 属します。