アクテル、フラッシュベースFPGA向けの低価格スターター・キットを発表

デバッグ用の新しいFS2 Logic Navigator ソフトウェアおよび大規模ProASIC Plus FPGAデバイスを含むターンキー・ソリューション

2004年12月9日

アクテル(米国カリフォルニア州マウンテンビュー、日本法人:アクテルジャパン 株式会社、東京都渋谷区、代表取締役社長:岩本 桂一)は本日、フラッシュベースのフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、ProASIC Plusファミリ向けの、機能を強化しかつ低価格化を図ったスターター・キットを発表しました。価格を据え置いたまま従来製品よりもゲート数を増やし、システム・ゲート数30万でPQ208パッケージのProASIC Plus FPGAを搭載した評価ボードが付属します。新しいProASICPlusスターター・キットには、コンパクトで使用が容易なFlashPro Lite プログラマおよび45日間無償で評価ができるFirst Silicon Solution (FS2)のデバッグ用Logic Navigatorソフトウェアを入れたCDが含まれます。

Logic Navigator ソフトウェア は、ProASIC Plus スターター・キットにすでに含まれているプログラマを使用するため、デバッグ用ハードウェアを追加する必要がありません。そのため、ProASIC Plusデバイスおよびソフトウェアのデバッグ機能の両方を、コスト効率良く評価できます。さらに、コンパクトで簡単に使用ができるFlashPro Liteプログラマへ改良がなされた結果、テスト・クロック(TCK)周波数を変更でき、ハードウェアのシグナル・インテグリティの問題に対応できます。この機能は、FlashPro Liteプログラマより高価格のFlashProプログラマが持つ機能とほぼ同様のものです。

新しいスターター・キットの使用により、インシステム・プログラミング(ISP)、I/Oに関する利点、およびアクテルのFlashLockオンチップ・セキュリティシステムなど不揮発性、低消費電力を特長とするFPGAのメリットを試すことができます。さらに工業、通信、ネットワークおよび航空電子産業を含む多くのアプリケーションにおいて、設計したコスト重視のASICの代替アプリケーションの性能や機能を、効率良く評価することが可能となります。

このスターター・キットの内容は、30万ゲートのAPA300 ProASIC Plusデバイスを含む評価ボード、アクテルの統合設計環境Libero Goldエディション、FlashPro Liteプログラマ、Logic NavigatorソフトウェアCD、プログラミング・ケーブル、電源、ソフトウェア、チュートリアルおよびサポート書類からなっています。Logic Navigatorのライセンスは、ユーザーがデバッグ機能の使用を希望する時からいつでも、45日間無償でFS2より提供されます。

アクテルのLibero Gold IDE(統合設計環境)の使用にあたって、顧客はメンター・グラフィックスのModelSim®シミュレーションおよび設計検証ソフトウェア、シンプリシティのSynplify®シンセシス・ソフトウェア、およびアクテルDesignerシリーズの配置配線ソフトウェアにアクセスできます。設計者は、アクテルの低価格プログラマを使用して、キットの評価ボードをプログラミングするためのSTAPLファイルを作ることもできます。


アクテルのアンチヒューズ・設計ツールマーケティング担当ディレクター、Saloni Howard-Sarinのコメント
「ProASIC Plusの設計者は、このスターター・キットにより可能性が広がりました。Logic Navigatorのデバッグ機能とより多いゲート数を持つAPA300デバイスを統合したことにより、設計者はより多くのデザインのプロトタイプを作成でき、以前と同じ低価格のままより早く市場に投入することが可能です」

FS2の代表、Rick Leatherman氏のコメント
「アクテルとFS2は、FlashProおよびFlashPro Liteプログラマ・シリーズの開発に始まり現在のLogic Navigator ソリューションに至るという、長年にわたる関係を築いています。JTAGインターフェースを使用したインシステム・プログラミングをサポートできるように、Logic Navigatorデバッグ・ソフトウェアは、FlashProプログラマ・シリーズと緊密に統合されています。Logic Navigatorソフトウェアを使用すれば、設計者はデバッグ・プロセスを迅速に処理し、ProASIC Plusの設計完了までの時間を短縮できるようになります」


価格と購入方法
機能が向上したProASIC Plusスターター・キットは、2004末から提供予定です。その他、詳細及び価格についてはアクテルの正規代理店にお問い合わせください。


ProASIC Plusファミリについて
アクテルの第2世代フラッシュベースFPGA、ProASIC Plusファミリは、システム・ゲート数75,000から100万の7つのデバイスで構成されています。ファイングレインなASICライクのアーキテクチャと、不揮発性であり書き換え可能なフラッシュ技術の組み合わせは、アクテルのProASIC Plusを強力なASICの代替と位置づけています。デバイスは、すべての特性がASICと共通しており、電源投入後即動作し、低消費電力で、機密性(セキュリティ)が高く、外部のコンフィグレーション・メモリを必要としません。ProASIC Plusのアーキテクチャと設計方法は、一般的なFPGA/ASICツール・フローに対応しているため、time-to-marketを早め、設計者はASICからFPGAのソリューションに容易に移行できます。さらに大きな特長として、マルチプルPLL 、2ポートSRAM最大198kビット内蔵および712のユーザー・コンフィギュラブルI/O、改良されたインシステム・プログラミング機能を備えています。


アクテルについて
アクテル(Actel Corporation)は、フラッシュとアンチヒューズ・テクノロジをベースとしたフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、高機能IP(知的設計資産)コア、統合設計開発ツールとデザイン・サービスを含む独創的な不揮発性プログラマブル・ロジック・ソリューションを提供しています。アクテルは1985年に設立され、米国カルフォルニア州マウンテンビューに本社を置いています。全世界の従業員数は約500人です。 アクテル(ACTL)は、Nasdaq National Marketに上場しています。


(注)FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)
FPGA(=Field Programmable Gate Array)は、ユーザーによってプログラムの書き換えが可能な論理デバイスで、回路データをダウンロードすることにより、回路構成を変更することが可能なLSI(大規模集積回路)を指します。チップの製造後ユーザーがプログラムして使用するため、開発・製造の初期費用などを削減することができます。

注: Actel の名称とロゴはActel Corporationの登録商標です。その他の全ての商標とサービス・マークは、それぞれの企業・団体に所有権が帰属します。