アクテル、IP製品を拡充し高性能DDRメモリ・コントローラ・コアを発表
アクテルのFPGAに最適化されたCoreDDRコントローラでスタンダードなSDRAMデバイスへ同期インターフェイスを可能に
2004年11月16日
アクテル(米国カリフォルニア州マウンテンビュー、日本法人:アクテルジャパン株式会社、東京都渋谷区、代表取締役社長:岩本 桂一)は、本日、アクテルのフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)に最適化し、ダブル・データ・レート(DDR)SDRAMメモリに高性能で同期インターフェイスする、新しい知的設計資産(IP)コア「CoreDDR」を発表しました。CoreDDRは、民生機器・通信・インダストリアル・軍需アプリケーションにおいて使用される、極めて高速なデータ転送を行なう完全なパイプライン型アーキテクチャによって、最大1,024メガバイトまでのメモリをサポートします。さらにメモリ・コントローラは、システムとメモリ固有の要件に基づいてカスタマイズできるため、設計者はメモリ帯域幅とシステム全体の性能を最大にできます。
アクテルのアプリケーション・IPソリューション担当シニア・ディレクター、Yankin Tanurhanのコメント
「CoreDDRはランタイムでコンフィグレーションできるため、設計者がアプリケーションにあわせてカスタマイズし、さらにスタンダードなDDR SDRAMメモリを使用できるので、システム・コストを低く抑えることができます。CoreDDRは、検証済みでフル・サポートが提供されているアクテルのDirectCoreファミリの最新製品として位置づけられます。設計者は個々のIPコンポーネントよりもシステム全体に目を配ることができるため、製品の市場投入までの期間を短縮できます」
CoreDDRは、アクテルから提供しているシングル・データ・レートSDRAMメモリ向けのCoreSDRを含む、メモリ・コントロール・ソリューション・ファミリの一製品です。この新しいCoreDDRコントローラは、アクテルのアンチヒューズ・ベースのAxceleratorとRTAX-S FPGAに最適化され、スタンダードなSDRAMチップおよび最大メモリ1,024メガバイト、最大8つのチップ・セレクトの、デュアル・インライン・メモリ・モジュール(DIMM)をサポートします。
また、シンプルなローカル・バス・インターフェイスを使用して読み書きのコマンドを受け取り、SDRAMデバイスが必要とするコマンド・シーケンスに変換します。ローカル・バス・インターフェイスは、CoreDDRがアクテルのCorePCIXソリューションと簡単に接続してPCIアプリケーションで使用できるようにします。CoreDDRは読み書きのリクエストのカスケーディングをサポートし、最高100%のスループットを可能にし、SDRAMの帯域幅とシステムの全体性能を最大限に引き出します。さらに、CoreDDRのコントローラのバンク・マネジメント・ロジックが最大4個のSDRAMバンクの状態をモニターしてアクセス遅延を最小に抑えて性能を高めています。
価格と購入方法
アクテルのCoreDDRは、すでに購入可能です。CoreDDRにはネットリスト・バージョンとRTLソース・バージョンがあり、テストベンチが付属しています。ネットリスト・バージョンはシステム統合を簡略化でき、RTLバージョンは完全なユーザー・カスタマイズが可能です。また、アクテルのウェブサイト(http://www.www.actel.com/products/ip/)から評価版を無料でダウンロードできます。
アクテルの DirectCore と CompanionCore ソリューション
アクテルは、システムレベルの IP ソリューション「DirectCore」を提供しています。 これは特に、アクテル製デバイスとともに利用するよう設計され、最適化されています。 また、サード・パーティの IP ブロック「CompanionCore」も提供しており、これはアクテルの FPGA において試験され検証されています。組み込みシステムから民生、通信まで多岐に渡る対象アプリケーションの機能には、マルチメディアやエラー修正だけでなく、バス・インターフェイス、コミュニケーション・コントローラー/インターフェイス、プロセッサ、周辺機器、暗号化、メモリ・コントローラも含まれます。DirectCoreとCompanionCore 製品は、アクテルの提供する、自社開発もしくはサード・パーティの EDA 開発ツール、高品質のドキュメント、サービスおよびサポートを通して、シームレスに実装できるため、設計プロセスの合理化、time-to-market の短縮、設計費用およびリスクの最小化が実現します。アクテルは幅広いIP製品ラインナップから、評価版のIPを無償でダウンロードできるIP評価プログラムをウェブサイト上で提供しています。詳細はウェブサイトをご覧ください。 (http://www.www.actel.com/products/ip/)
アクテルについて
アクテル(Actel Corporation)は、フラッシュとアンチヒューズ・テクノロジをベースとしたフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、高機能IP(知的設計資産)コア、統合設計開発ツールとデザイン・サービスを含む独創的な不揮発性プログラマブル・ロジック・ソリューションを提供しています。アクテルは1985年に設立され、米国カルフォルニア州マウンテンビューに本社を置いています。全世界の従業員数は約500人です。 アクテル(ACTL)は、Nasdaq National Marketに上場しています。
(注)FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)
FPGA(=Field Programmable Gate Array)は、ユーザーによってプログラムの書き換えが可能な論理デバイスで、回路データをダウンロードすることにより、回路構成を変更することが可能なLSI(大規模集積回路)を指します。チップの製造後ユーザーがプログラムして使用するため、開発・製造の初期費用などを削減することができます。
注: Actel の名称とロゴはActel Corporationの登録商標です。その他の全ての商標とサービス・マークは、それぞれの企業・団体に所有権が帰属します。


