アクテル、簡単に導入できるFPGAベースの高性能DSPソリューション“CoreFIR”を発表

アクテルのフラッシュおよびアンチヒューズFPGAのシグナル・フィルタリング、検知、分析機能の効率が増大

2004年11月15日

アクテル(米国カリフォルニア州マウンテンビュー、日本法人:アクテルジャパン株式会社、東京都渋谷区、代表取締役社長:岩本 桂一)は本日、FIRフィルタのジェネレータの、知的設計資産(IP)コア「CoreFIR」を発表しました。CoreFIRは、アクテルのフラッシュおよびアンチヒューズ・ベースのフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)ファミリにおける使用に最適化した、DirectCoreラインナップにおける最新製品で、簡単に導入できるフィルタ・ジェネレータです。分散演算実行方式を採用しており、FPGAベースのローパス/ハイパス・デジタル・フィルタを生成し、各種の一般的なシグナル・フィルタリング、検知、分析機能を担います。CoreFIRは低サンプリング・レートを実現するよう設計されており、アクテルの最小規模のFPGAにも実装可能で、さらに柔軟性とコスト効果が高いため、標準的なプロセッサやASIC(特定用途向け集積回路)などの代替品と比較しても優位性のある製品となっています。CoreFIRは、レーダー、ソナー、超音波機器などの各種通信、宇宙、医療、工業、軍需などの用途で、シグナルを検知、分析するフィルタを生成します。

CoreFIRは、アクテルのAxcelerator、RTAX-S、 SX-A、ProASIC Plus FPGAに最適化され、高性能アンチヒューズAxceleratorデバイスに実装した場合、160MHz以上で動作するFIRフィルタを生成します。通常のDSPソリューションと異なり、CoreFIRは小型でカスタマイズが容易です。設計者は、このコア・ジェネレータを用いて、タップ数、ビット幅、係数ビット幅、また符号付き/符号なし入力、固定/変動係数や組み込みRAMなど各種コンフィグレーションでのシステムクロック周波数とデータ・サンプリング率との割合などをインプットすることができます。また、RTLコードとテストベンチを出力でき、設計者は対象の設計コンフィグレーションを特定し検証できます。CoreFIRはアクテルによるシミュレーションで厳格な検証を受けています。


アクテルのアプリケーション・IPソリューション担当シニア・ディレクター、Yankin Tanurhanのコメント
「プログラマブル・ロジックは、今や標準的なDSPプロセッサの代替として魅力的な存在となっており、設計者にとって、CoreFIRはDSP機能を簡単に実装するコスト効果の高い手段となっています。高性能、高効率で、簡単に使用できるコア・ジェネレータを用い、設計者は自らのアプリケーションにカスタマイズしたデジタル・フィルタを実装することで、開発期間を数週間から数日間へと短縮することが可能です」


価格と購入方法
CoreFIRはすでに購入可能です。また、アクテルのウェブサイト(http://www.www.actel.com/products/ip/)から評価版を無料でダウンロードできます。


アクテルの DirectCore と CompanionCore ソリューション
アクテルは、システムレベルの IP ソリューション「DirectCore」を提供しています。 これは特に、アクテル製デバイスとともに利用するよう設計され、最適化されています。 また、サード・パーティの IP ブロック「CompanionCore」も提供しており、これはアクテルの FPGA において試験され検証されています。組み込みシステムから民生、通信まで多岐に渡る対象アプリケーションの機能には、マルチメディアやエラー修正だけでなく、バス・インターフェイス、コミュニケーション・コントローラー/インターフェイス、プロセッサ、周辺機器、暗号化、メモリ・コントローラも含まれます。DirectCoreとCompanionCore 製品は、アクテルの提供する、自社開発もしくはサード・パーティの EDA 開発ツール、高品質のドキュメント、サービスおよびサポートを通して、シームレスに実装できるため、設計プロセスの合理化、time-to-market の短縮、設計費用およびリスクの最小化が実現します。アクテルは幅広いIP製品ラインナップから、評価版のIPを無償でダウンロードできるIP評価プログラムをウェブサイト上で提供しています。詳細はウェブサイトをご覧ください。 (http://www.www.actel.com/products/ip/)


アクテルについて
アクテル(Actel Corporation)は、フラッシュとアンチヒューズ・テクノロジをベースとしたフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、高機能IP(知的設計資産)コア、統合設計開発ツールとデザイン・サービスを含む独創的な不揮発性プログラマブル・ロジック・ソリューションを提供しています。アクテルは1985年に設立され、米国カルフォルニア州マウンテンビューに本社を置いています。全世界の従業員数は約500人です。 アクテル(ACTL)は、Nasdaq National Marketに上場しています。


(注)FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)
FPGA(=Field Programmable Gate Array)は、ユーザーによってプログラムの書き換えが可能な論理デバイスで、回路データをダウンロードすることにより、回路構成を変更することが可能 なLSI(大規模集積回路)を指します。チップの製造後ユーザーがプログラムして使用するため、開発・製造の初期費用などを削減することができます。

注:Actelの名称とロゴはActel Corporationの登録商標です。その他の全ての商標とサービスマークは、それぞれの企業・団体に所有権が帰属します。