統合設計環境Liberoの最新バージョンでアクテルのAxcelerator FPGAが大幅な性能向上と高速タイミング・クロージャを実現
2004年11月8日
アクテル(米国カリフォルニア州マウンテンビュー、日本法人:アクテルジャパン株式会社、東京都渋谷区、代表取締役社長:岩本 桂一)は本日、Libero統合設計環境(IDE)の最新バージョンを使うことにより、アンチヒューズ・テクノロジを利用したワンチップのフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)であるAxceleratorのシリコン性能、QoR、タイミング・クロージャが大幅に向上すると発表しました。
アクテルのLibero統合設計環境(IDE)はMentor Graphics、SynaptiCAD、Synplicity、Magma Design AutomationなどのEDAパートナーの最新で最高のツールとアクテル自社開発のツールとをひとつに統合したFPGA開発パッケージです。新しい予測レイアウトおよび配線技術を含むタイミング・ドリブンの配置配線について、チップ・リソースの使用率の分析が改善されたため、Fmaxで平均10%、最も複雑な設計で最大15%の性能向上が実現します。さらに、Libero IDEからアクセス可能なMentor Graphics® LeonardoSpectrumTMおよびPrecision® RTL Synthesisツールが強化され、その結果、前バージョンと比較して、QoRは最大14%向上し、グローバル・クロック・バッファ、レジスタ複製およびタイミング訂正が強化されています。
アクテルのアンチヒューズ・設計ツールマーケティング担当ディレクター、Saloni Howard-Sarinのコメント
「当社のAxcelerator FPGAは性能、消費電力量、コスト、強化されたセキュリティという特長を備えており、この独自の製品で業界において強固な地位を築いています。最新バージョンのLiberoでは業界のリーディング・カンパニーたちと協力して、この製品ファミリのための最高クラスのツール・スイートを開発し、設計キャパシティのレベルを大きく引き上げることができました。私たちは常に革新を起こすという確固たる方針をもっており、それに加え、Mentor Graphicsなど私たちのEDAパートナーからのサポートを受けています。アクテルは、顧客がAxceleratorの次世代設計をおこなう際、最新バージョンのLiberoを使用することでAxceleratorのより大きな可能性を引き出せることを保証します」
Mentor Graphicsのdesign creation and synthesis division のgeneral manager、Simon Bloch氏のコメント
「アクテルのAxceleratorデバイスは、高集積、高性能、低消費電力という独自の特長を備えています。Mentor Graphicsは当社のLeonardoSpectrumとPrecision RTL SynthesisツールのAxceleratorへのサポートを強化・最適化したため、設計者はアクテルのFPGAを利用する複雑な設計において、先進のソリューションを手軽に利用してシンセシスをおこなうことができます」
最新バージョンのLibero IDEでは、パス・スラックのフィードバックと連携する新しい予測レイアウトと配線技術を備えているため、設計における性能と配線の柔軟性が大幅に向上しています。Libero IDE はMentor Graphics、SynaptiCAD、Synplicity、Magma Design AutomationなどのEDAパートナーの最新で最高のツールとアクテル自社開発のツールとをひとつに統合したFPGA開発パッケージです。Liberoはデザイン・ファイルをトラックし、異なるベンダのツールを相互連携させて使用する際に起こるあらゆる問題をシームレスに管理する強力な設計マネジメントを備えているため、EDAツールに対する様々な要求に統合された一つのパッケージで応えます。Liberoツール・スイートはミックスド・モードの設計入力をサポートしており、ハイレベルのVHDLあるいはVerilog HDLをスケマティック・モジュールと設計上でミックスさせることができます。
価格と購入方法
Libero IDEは、Platinum、Gold、Silverの3つのエディションがご利用になれます。Silverは無償です。また、すべてのエディションには一年更新のライセンスがついています。その他、詳細及び価格についてはアクテルの正規代理店にお問い合わせください。
Axceleratorデバイス・ファミリについて
アクテルのAXアーキテクチャで製造されたアンチヒューズベースのAxceleratorファミリは、500 MHz以上の内部動作速度とリソース使用率最大100%を実現します。また、この電源投入後即時動作するワンチップのAxcelerator FPGAは、インラッシュ・カレントのスパイクを回避、システム電源設計を簡素化し、基本的に、他社の競合製品に比べてスタンバイ時および動作時の電力消費が少なくて済みます。これらのデバイスはSRAMベースの製品や従来のASICソリューションを超えるレベルのデザイン・セキュリティを提供し、設計者はオーバービルド、クローニング、リバース・エンジニアリング、サービス妨害など、一般的なセキュリティ問題に対しても予防策を講じることができます。アンチヒューズのデザインはいったんプログラムすると変更不可能なので、Axcelerator FPGAには大気圏上層部で生成された高エネルギー中性子がSRAMベースのFPGAの書き込み済みセルに当たって発生するファーム・エラーへの耐性があります。
アクテルについて
アクテル(Actel Corporation)は、フラッシュとアンチヒューズ・テクノロジをベースとしたフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、高機能IP(知的設計資産)コア、統合設計開発ツールとデザイン・サービスを含む独創的な不揮発性プログラマブル・ロジック・ソリューションを提供しています。アクテルは1985年に設立され、米国カルフォルニア州マウンテンビューに本社を置いています。全世界の従業員数は約500人です。 アクテル(ACTL)は、Nasdaq National Marketに上場しています。
(注)FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)
FPGA(=Field Programmable Gate Array)は、ユーザーによってプログラムの書き換えが可能な論理デバイスで、回路データをダウンロードすることにより、回路構成を変更することが可能なLSI(大規模集積回路)を指します。チップの製造後ユーザーがプログラムして使用するため、開発・製造の初期費用などを削減することができます。
注: Actel の名称とロゴはActel Corporationの登録商標です。その他の全ての商標とサービス・マークは、それぞれの企業・団体に所有権が帰属します。


