アクテル、Axcelerator FPGAファミリ向けにフレキシブルなスターター・キットを発売
高性能、低消費電力、高セキュリティのFPGAの実装を簡易化する完全なソリューション
2004年11月4日
アクテル(米国カリフォルニア州マウンテンビュー、日本法人:アクテルジャパン株式会社、東京都渋谷区、代表取締役社長:岩本 桂一)は本日、同社の高性能アンチヒューズ・フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)であるAxceleratorの、低コストでフレキシブルなスターター・キットの発売を発表しました。Axceleratorスターター・キットには、基本評価版とアドバンスト・プロトタイピング版の2つのバージョンがあり、いずれも、アクテルのAX250-PQ208 Axceleratorデバイス、Libero統合設計環境(IDE)Goldエディション、チュートリアルおよびサポート文書が付いた評価基板が含まれています。アドバンスト・プロトタイピング版にはプログラミング・ソケット・モジュール・アダプタならびにアクテルのSilicon Sculptor IIプログラマの6ヶ月間の貸与ライセンスが付属します。このためアドバンスト・バージョンを利用するユーザーは、各種アプリケーションに使用できる高性能、低消費電力、高セキュリティなどAxceleratorデバイス特有の利点を試しながら、HDLからプログラミングまで設計の全プロセスを実施できます。
柔軟性と使用法の簡単さを兼ね備える
評価基板はPQ208ソケットをもち、基板を取り替えなくても設計者がAX250-PQ208とより大型のAX500-PQ208デバイスとを交換できるという高い柔軟性があります。また、基板上にはプロトタイピング・エリアがあり様々な設計が使用できます。さらに、AX250デバイスにはデモ用アプリケーションとすべてのソース・ファイルが予めプログラムされているため、ユーザーはアクテルのAxceleratorデバイスの主要な特長を活用できます。
アクテルのアンチヒューズ・設計ツールマーケティング担当ディレクター、Saloni Howard-Sarinのコメント
「アクテルは、難易度の高い設計作業に簡単に使用できる完全なソリューションを顧客に提供するという方針に基づき、Axceleratorスターター・キットを発表しました。性能と信頼性の両方を満たした最高のものを求める傾向が一段と高まっているなか、この“ワン・ストップ(これ一つで大丈夫)”のスターター・キットがあれば、高性能、低電力消費、高セキュリティ、損害の大きいファーム・エラーへの耐性といったAxceleratorの数々の特長を、これまでよりも迅速にそして低コストで活用することができます」
完全なソリューション
アクテルのLibero 6.0統合設計環境(IDE)はEDAパートナーであるMentor Graphics、SynaptiCAD、Synplicity、Magma Design Automationの提供する最高のツールとアクテルが自社開発したツールを1つに統合したFPGA開発パッケージです。アドバンスト・プロトタイピング・キットに同梱されているプログラミング・ソケット・モジュール・アダプタを利用すれば、ユーザーはアクテルのPC用スタンドアローン・ソフトウェアとコンパクトなプログラミング・ソリューションであるSilicon Sculptor IIプログラマを使用して、Axceleratorの設計をプログラムすることができます。プログラマを入手できないエンドユーザーでも、6ヵ月間の貸与ライセンスを活用して、追加コストなしでAxceleratorスターター・キットの利点をフルに生かすことができます。
Axceleratorデバイス・ファミリについて
アクテルのAXアーキテクチャで製造されたアンチヒューズベースのAxceleratorファミリは、500 MHz以上の内部動作速度とリソース使用率最大100%を実現します。また、この電源投入後即時動作するワンチップのAxcelerator FPGAは、インラッシュ・カレントのスパイクを回避、システム電源設計を簡素化し、基本的に、他社の競合製品に比べてスタンバイ時および動作時の電力消費が少なくて済みます。これらのデバイスはSRAMベースの製品や従来のASICソリューションを超えるレベルのデザイン・セキュリティを提供し、設計者はオーバービルド、クローニング、リバース・エンジニアリング、サービス妨害など、一般的なセキュリティ問題に対しても予防策を講じることができます。大気圏上層部で生成された高エネルギー中性子がSRAMベースのFPGAの書き込み済みセルに当たって発生するファーム・エラーは、回避が不可能な場合があります。しかし、アンチヒューズ構成では、いったんプログラムすると変更不可能なので、Axcelerator FPGAにファーム・エラーは存在しません。
価格と購入方法
Axceleratorスターター・キットには基本評価版とアドバンスト・プロトタイピング版の2つのバージョンがあります。その他、詳細及び価格についてはアクテルの正規代理店にお問い合わせください。
アクテルについて
アクテル(Actel Corporation)は、フラッシュとアンチヒューズ・テクノロジをベースとしたフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、高機能IP(知的設計資産)コア、統合設計開発ツールとデザイン・サービスを含む独創的な不揮発性プログラマブル・ロジック・ソリューションを提供しています。アクテルは1985年に設立され、米国カルフォルニア州マウンテンビューに本社を置いています。全世界の従業員数は約500人です。 アクテル(ACTL)は、Nasdaq National Marketに上場しています。
(注)FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)
FPGA(=Field Programmable Gate Array)は、ユーザーによってプログラムの書き換えが可能な論理デバイスで、回路データをダウンロードすることにより、回路構成を変更することが可能なLSI(大規模集積回路)を指します。チップの製造後ユーザーがプログラムして使用するため、開発・製造の初期費用などを削減することができます。
注: Actel の名称とロゴはActel Corporationの登録商標です。その他の全ての商標とサービス・マークは、それぞれの企業・団体に所有権が帰属します。


