メンター・グラフィックスのPrecision® RTL Synthesisツール
最新バージョンによってアクテルのProASIC Plusデバイスでより優れたQoRを実現
2004年9月8日
アクテル(米国カリフォルニア州マウンテンビュー、日本法人:アクテルジャパン株式会社、東京都渋谷区、代表取締役社長:岩本 桂一)、およびメンター・グラフィックス・コーポレーション(米国オレゴン州ウィルソンビル、日本法人:メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社、東京都品川区、代表取締役:パトリック・ウィリアムス、以下メンター)は本日、メンターのPrecision® RTL Synthesisツールの最新バージョンの使用によって、電源投入後即時動作するアクテルのフラッシュベースのフィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)デバイス、ProASIC Plusファミリの性能が大幅に向上することを発表しました。アクテルのLibero 6.0統合設計環境(IDE)に完全に統合されたPrecision® RTL Synthesisツール最新バージョンを設計に利用することで、ユーザーは、以前のバージョンよりも平均18%ProASIC Plusファミリのクロック周波数の向上が期待でき、今までの設計フローを変えずにProASIC Plusデバイスの性能を大きく向上できます。
Precision® RTL Synthesisには正確なタイミング・ドリブンのシンセシスと複数の最適化技術を強化するアーキテクチャ専用アルゴリズムが備わっています。このおかげでクロック周波数の大幅な向上が実現しており、これはアクテルによる最大30,000のロジック・タイルからなる数種類の設計を対象とした詳細なテスト結果、実証されました。
メンター・グラフィックス・コーポレーションのDesign Creation and Synthesis Division General Manager、Simon Bloch氏のコメント
「メンターは、アクテルとの緊密な連携により、同社の高性能FPGAを顧客が有効に利用することを可能にし、双方の顧客に貢献できることをうれしく思います。アクテルのワンチップ・ソリューションは、多くの顧客から高く評価されています。Precision® RTL Synthesisツールの設計品質の高さと使い勝手のよさが、そのProASIC Plusファミリ独自の機能と完璧にマッチし、設計フローの高度な最適化を実現しています」
アクテルのマーケティング担当副社長、Dennis Kish氏のコメント
「アクテルのフラッシュベースのProASIC Plus FPGAは、ASICライクのアーキテクチャにリプログラマブルと不揮発性という独自の特長を備えています。それに加え、顧客からはProASIC Plusデバイスのセキュリティや低消費電力も高く評価されています。このメンターの2004a Precision® RTL Synthesisの発表によって、顧客はより高度なシンセシスが可能になります」
Precision® RTL Synthesisツールは、複雑なFPGA設計への新たなアプローチを定義するものです。同ツールでは、統一されたデータ・モデルに基づいた複数ビュー間のクロス・プローブが可能であり、設計の分析時には追加のコントロール機能を利用することができます。このツールの直観的なデバッグ環境には、次世代FPGAの実装とタイミング問題の制御を可能にするインクリメンタル・タイミング・アナライザが含まれているため、設計時間の短縮と性能の大幅な向上が実現します。Precision® RTL Synthesisは、アクテルのLibero 6.0 IDEに完全に統合されています。
ProASIC Plusファミリの紹介
ProASIC Plusファミリは、システムゲート数75,000から100万のデバイスで構成されています。ファイングレインなASICライクのアーキテクチャと、不揮発性フラッシュ・コンフィグレーション・メモリの組み合わせはアクテルのProASIC Plusを、強力なASICの代替と位置づけています。デバイスは、すべての特性がASICと共通しており、電源投入後即動作し、低消費電力で、機密性(セキュリティ)が高く、外部のコンフィグレーション・メモリを必要としません。ProASIC Plusのアーキテクチャと設計方法は、一般的なFPGA/ASICツール・フローに対応しているため、time-to-marketを早め、設計者はASICからFPGAのソリューションに容易に移行できます。
Mentor Graphicsについて
メンター・グラフィックス・コーポレーションは、ハードウェア及びソフトウェアの設計ソリューションの世界的リーダーで、電子機器及び半導体を扱う世界の主要な企業に対し、製品だけでなく、コンサルティング・サービスや高品質のサポートを提供しています。Mentor Graphicsは1981年に設立され、過去12ヶ月で約6億ドルの収益を報告しました。全世界の従業員数は約3,700人です。
アクテルについて
アクテル(Actel Corporation)は、フラッシュとアンチヒューズ・テクノロジをベースとしたフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、高機能IP(知的設計資産)コア、統合設計開発ツールとデザイン・サービスを含む独創的な不揮発性プログラマブル・ロジック・ソリューションを提供しています。アクテルは1985年に設立され、米国カルフォルニア州マウンテンビューに本社を置いています。全世界の従業員数は約500人です。 アクテル(ACTL)は、Nasdaq National Marketに上場しています。
(注)FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)
FPGA(=Field Programmable Gate Array)は、ユーザーによってプログラムの書き換えが可能な論理デバイスで、回路データをダウンロードすることにより、回路構成を変更することが可能なLSI(大規模集積回路)を指します。チップの製造後ユーザーがプログラムして使用するため、開発・製造の初期費用などを削減することができます。
注:Actelの名称とロゴはActel Corporationの登録商標です。Mentor GraphicsはMentor Graphics Corporationの登録商標です。その他の全ての商標とサービスマークは、それぞれの企業・団体に所有権が帰属します。


