フラッシュFPGAが車載用アプリケーションで利用可能に
過酷な温度条件に対応するProASIC Plus FPGAが車載アプリケーション開発に大きく貢献
2004年2月12日
アクテル(米国カリフォルニア州マウンテンビュー、日本法人:アクテルジャパン株式会社、東京都渋谷区、代表取締役社長:岩本 桂一)は本日、車載向けソリューションの製品ラインに、幅広い車載温度帯に対応する不揮発性フラッシュのフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、ProASIC Plusを加えたことを発表しました。このワンチップでリプログラマブル機能を持ち、システム・ゲート数最大100万という特長を備えたProASIC Plus が加わったことによって、アクテルの車載向けFPGAポートフォリオは業界でも抜きん出て幅広い製品構成となります。柔軟性と高信頼性を必要とするナビゲーション、音声認識、パッセンジャー・コントロール/コンフォート・システム、インテリジェント・乗員センサー、ヘッドアップ表示装置などのテレマティックス・アプリケーションや他の車室内アプリケーションの用途に、アクテルのProASIC Plus車載向けデバイスは最適化されています。さらに、アクテルのフラッシュおよびアンチヒューズ技術が持つ最高レベルのセキュリティ性により、アクテルの車載向け製品ラインは乗員安全装置やカムレスエンジン制御装置(ECU)向けエレクトロニック・エンジン・コントロール・モジュール、他のボンネット内パワートレイン・マネジメント・システムを開発するのに最適なシステム土台となります。
アクテルの製品マーケティング担当副社長、Barry Marshのコメント
「低消費電力やリプログラマブル機能、電源投入後即時動作という特長や最高レベルのセキュリティ性を備えたフラッシュFPGAの技術を、車室内用テレマティックス・アプリケーションやエンジン制御装置など幅広いアプリケーションにおいて使用したい、という顧客の声が高まっています。この要望に応える、アクテル独自の技術を駆使したフラッシュFPGAであるProASIC Plusが加わったことで、顧客は設計に必要な条件に最も適した特徴を持つ不揮発性のFPGAを確実に手にすることができるようになったのです」
アクテルのProASIC Plus FPGAは、すでに車載用アプリケーションにおいて使用されています。AER社(Advanced Engine Research Ltd.)の電子設計部門である「Life Racing」はProASIC Plus APA450を使用し、自動車のECUにおける類をみない柔軟性とパフォーマンスを実現しました。アクテルのオンボード・プログラム機能(ISP)によって、Life Racingは従来使われてきた規格品のTPU(Time Processor Unit)コントローラーからワンチップのFPGAに切り替えることができたため、コンポーネント数を削減するとともに基板エリアを縮小し、さらにデバッグの必要性も最小化することができました。その結果、Life Racingはフレキシブルなハードウエア・ソリューションを導入することでソフトウェアの開発期間を短縮し、市場投入までの時間短縮を可能にしたのです。
車載向けProASIC Plusソリューションは、車室内あるいはボンネット内のアプリケーションに向けて設計し最適化されたLIN、CAN、SPI、8051、Z80、6809、Reed Solomon、DES/3DES/AESなど業界で最も汎用度の高いIPコアのポートフォリオに対応しています。顧客はアクテルの検証済みIPコアを活用することで設計期間を短縮できるだけでなく、複合的な設計要素をワンチップのソリューションに統合し、アプリケーション全体のコンポーネント数とコストの削減を実現できます。
アクテルの車載向けソリューション
アクテルの車載向け製品はアンチヒューズFPGAのeX、MX、SX-AファミリおよびフラッシュFPGAのProASIC Plusファミリから構成されており、3000から100万までのシステム・ゲート・レンジを持った業界で最も幅広い車載向けFPGAソリューションです。このラインナップによって、アクテルのみが持つ不揮発性でワンチップという技術による低消費電力、ハイ・パフォーマンス、ローコスト、そして高セキュリティのベネフィットを自動車開発業界でも利用可能になります。さらに−40℃〜150℃までの温度で動作可能で、競合のFPGAソリューションと比較しても最高温度条件で動作します。アクテルの車載向けFPGAは柔軟性と高信頼性を兼ね備えたソリューションを必要とする幅広いテレマティックス・アプリケーションや他の車室内アプリケーションの車内での制御や相互接続の機能のために最適化されています。
価格と購入方法
アクテルの車載向けソリューションについての詳しい情報は、アクテルのウェブサイトをご覧ください。 (www.actel.com/products/solutions/auto/ )その他、詳細及び価格についてはアクテルの正規代理店にお問い合わせください。
アクテルについて
アクテル (Actel Corporation)は、高速通信、特定用途向け集積回路(ASIC)代替、および放射線市場向けに、アンチヒューズとフラッシュ技術をベースにしたフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、高性能IP(知的設計資産)コア、ソフトウェア開発ツールおよびデザイン・サービスを含む、総合的なプログラマブル・ロジック・ソリューションを提供しています。アクテルは1985年に設立され、米国カルフォルニア州マウンテンビューに本社を置いています。全世界の従業員数は約500人です。アクテル(ACTL)は、Nasdaq National Marketに上場しています。
(注)FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)
FPGA(=Field Programmable Gate Array)は、ユーザーによってプログラムの書き換えが可能な論理デバイスで、回路データをダウンロードすることにより、回路構成を変更することが可能なLSI(大規模集積回路)を指します。チップの製造後ユーザーがプログラムして使用するため、開発・製造の初期費用などを削減することができます。
注:Actelの名称とロゴはActel Corporationの登録商標です。その他の全ての商標とサービスマークは、それぞれの企業・団体に所有権が帰属します。


